中途採用のダイレクトリクルーティングのサービス8選|費用を無駄にしない選び方
中途採用のダイレクトリクルーティング8選|費用を無駄にしない選び方
「ダイレクトリクルーティングで中途採用をしたい」とお考えの人事担当者の方も多いのではないでしょうか。
中途採用のダイレクトリクルーティングは、広告掲載やエージェントを利用した求人よりも入社後のミスマッチが少ないといわれています。
一方で、直接求職者にアプローチしてやりとりを行うため、従来の採用に比べて採用担当者の業務負担が大きいため注意しましょう。
しかし、しっかりと事前準備をすれば、採用難易度の高い業界や業種でも即戦力となる優秀な人材を採用可能です。
この記事では、中途採用を成功させるためのダイレクトリクルーティングサービスの選び方やおすすめサービスを解説します。
自社に合うサービスを見つけて採用を成功させましょう。
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- 費用対効果の高い採用
- 豊富なダイレクトリクルーティングの運用実績
ダイレクトリクルーティングとは?
ダイレクトリクルーティングとは、企業が自ら主体的に求職者にアプローチし、採用活動を行う手法です。
企業は迅速に即戦力の人材を確保するために、求職者へ積極的にアピールする必要がありますが、その代表的な採用手法にダイレクトリクルーティングがあります。
従来の採用方法とは異なり、求人広告を出して応募を待つのではなく、企業がターゲットとなる人材を見つけ出し、直接コンタクトを取ることが特徴です。
特に中途採用においては、経験者や資格を持つ即戦力として期待できる人材を、確保するために効果的な方法です。
また、企業が自らアプローチすることで、求職者に対して企業の魅力を直接伝えられるため、企業のブランド力向上にもつながります。
中途採用でダイレクトリクルーティングを使う4つのメリット
本章では、中途採用でダイレクトリクルーティングを使うメリットを解説します。
- 即戦力となる人材を他社よりも先に発見できる
- ミスマッチが少ない
- 採用コストを削減できる
- 社内に採用ノウハウを蓄積できる
中途採用において、ダイレクトリクルーティングには多くのメリットがあります。
有効応募が欲しい企業様は、ぜひご参考にしてください。
即戦力となる人材を他社よりも先に発見できる
ダイレクトリクルーティングの最大メリットは、即戦力となる人材を他社よりも早く発見できる点です。
従来の求人活動では、求人票を公開してから応募が集まるまで時間がかかることが多く、優秀な人材が他社に取られてしまうリスクがありました。
一方、ダイレクトリクルーティングでは、企業が直接候補者にアプローチするため、優秀な人材を迅速に見つけ出し、他社よりも早くコンタクトを取ることが可能です。
求人から応募を待つ従来の方法とは異なり、企業が求める人材に積極的にアプローチできるため、競争の激しい市場においても有利に立ち回れます。
ミスマッチが少ない
ダイレクトリクルーティングを通じて採用された人材は、入社後のミスマッチが少ないことが挙げられます。
通常の求人募集では、多くの応募者が企業の期待するスキルセットや文化に合わないこともあります。
しかし、ダイレクトリクルーティングでは、企業側が応募者の経歴やプロフィールを事前に調査し、自社のニーズにマッチする候補者にのみアプローチ可能です。
そのため、候補者の期待と企業のニーズの間にギャップが生じにくく、早期離職のリスクも低減され長期的な人材の定着が期待できるでしょう。
採用コストを削減できる
ダイレクトリクルーティングは、採用コストを削減した中途採用も可能です。
エンジニアや管理職など経験者を採用したい場合、求人広告やエージェントを利用すると、採用単価は高騰してしまう傾向にあります。
一方、ダイレクトリクルーティングは企業が自ら候補者にアプローチするため、採用プロセスの効率化で求人広告の掲載やエージェント利用にかかる費用を削減可能です。
さらに、企業が求めるスキルや経験を持つ候補者をピンポイントで探し出せれば、ミスマッチによる再採用のリスクが減少し、結果的にコストを抑えられます。
社内に採用ノウハウを蓄積できる
ダイレクトリクルーティングを実施することで、社内に採用ノウハウを蓄積可能です。
企業が直接候補者とコミュニケーションを行うことで、どのようなアプローチが有効か、どのような人材が企業にマッチするかなど、リクルートナレッジが社内に蓄積されます。
採用活動を通じて得た知識や経験は、他の人事担当者や部署に共有することで、組織全体の採用力を高めることが可能です。
これにより、将来的な採用活動においても効果的な戦略を立てられ、継続的に優秀な人材を確保するための基盤が構築されるでしょう。
ダイレクトリクルーティングの料金
本章では、ダイレクトリクルーティングの料金を解説します。
- 初期費用
- 無駄が少ない「成功報酬型」
- 予算管理がしやすい「定額型」
ダイレクトリクルーティングの料金体系は、企業のニーズや予算に応じてさまざまです。
ここでは、一般的なダイレクトリクルーティングの料金体系について詳しく説明します。
初期費用
ダイレクトリクルーティングの導入には、初期費用がかかる場合があります。
特に、専用のリクルーティングシステムを導入する場合、ライセンス料やセットアップ費用がかかることがあります。
さらに、リクルーティング管理システム(ATS)や候補者データベースの利用料、求人情報を掲載するプラットフォームの利用料など、必要なツールやシステムの導入に追加費用がかかることもあるので注意しましょう。
費用は企業の規模や採用活動の規模によって変動するため、事前に詳細を確認し予算を確保しておくことが重要です。
無駄が少ない「成功報酬型」
成功報酬型の料金体系は、採用が成功した場合にのみ費用が発生するため、予算の無駄が少ないです。
成功報酬型で採用活動を始めた場合、費用が発生するのは実際に候補者が入社した段階です。
従来の求人広告とは異なり事前に広告費用を支払う必要がなく、無駄な掲載も省けるため採用活動の費用を削減できます。
予算管理がしやすい「定額型」
定額型は決められた範囲内で、ダイレクトリクルーティングのサービスを利用できる料金形態です。
定額型の利点は、予算管理がしやすい点にあります。
毎月の支出が一定であるため、採用予算を計画的に管理が容易です。
また、定額制のサービスを利用することで継続的な採用活動が可能になり、長期的な人材確保を考えている企業様にはおすすめです。
ダイレクトリクルーティングのサービス選びの2つのポイント
本章では、ダイレクトリクルーティングのサービス選びのポイントを解説します。
- 欲しい人材に合ったサービスか
- サポート体制が充実しているか
ダイレクトリクルーティングのサービスを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。
ここでは、ダイレクトリクルーティングでのサービス選びの重要なポイントについて説明します。
欲しい人材に合ったサービスか
ダイレクトリクルーティングのサービスを選ぶとき、自社が欲しい人材層に特化したサービスか確認しておきましょう。
例えば、ドライバーや営業経験など、業界や職種の採用に特化したサービスを利用することで、より効果的にターゲットとする人材にアプローチ可能です。
また、サービスの料金や採用ツールが自社に適しているかをチェックすることも必要です。
ハイクラス層の中途採用おすすめ:AMBI
コストパフォーマンスの中途採用おすすめ:エン転職ダイレクト
サポート体制が充実しているか
ダイレクトリクルーティングを成功させるためには、サポート体制が充実しているかも重要です。
まず、どのようなサポート受けられるか確認しましょう。
効果的にダイレクトリクルーティングを運用するには、スキルや経験が必要です。
運用の適切なアドバイスやデータのフィードバックを受けられることが成功の鍵となります。
サポート体制の充実度を判断するためには、他社の導入事例や口コミを参考に、自社に合ったサービスを選択しましょう。
【職種別】中途採用向けダイレクトリクルーティングサービス8選
本章では、職種別に中途採用向けダイレクトリクルーティングサービスを紹介します。
- 全職種向け
- IT、クリエイティブ向け
- ハイクラス、マネジメント層向け
自社の採用したい人材に合わせて、ダイレクトリクルーティングサービスを選択しましょう。
全職種向け
全職種向け、中途採用向けダイレクトリクルーティングサービスを3つ紹介します。
dodaダイレクト
1つ目はdodaダイレクトです。
dodaダイレクトは、日本最大級の会員データベース(※2023年6月時点で約317万人)を誇り、幅広い職種の転職希望者にアプローチすることができるサービスです。
特徴として、成果報酬は無料のため複数の採用を行っても追加料金が発生しません。
例えばスタンダードプランであれば、1,000通のスカウトメールを営業職へ300通、経理職へ200通、人事職へ500通など企業の採用計画によって振り分けができるため、複数職種の採用を自由に行うことができます。
また初めて使用する場合、キャンペーンの適用などでお得に始められる可能性があります。
リクルートダイレクトスカウト
2つ目はリクルートダイレクトスカウトです。
リクルートダイレクトスカウトは、初期費用無料でサービス利用料は入社時課金のみ、またスカウト送信数および求人数が無制限のサービスです。
特徴としてリクナビ、タウンワークの求職者データベースとも統合しており、今後さらにリクルートエージェント、フロムエー、はたらいくも連携予定です。これにより、スカウト送信対象となる会員数の増加が見込まれるでしょう。
契約は年次での自動更新となるため、解約の場合は期間満了日の1か月前に連絡する必要があります。
エン転職ダイレクト
3つ目はエン転職ダイレクトです。
エン転職ダイレクトのスカウトベースは日本最大級の約375万人(※2022年6月時点)で、46%のユーザーは同職種の経験が5年以上あり、即戦力採用に強い媒体です。
エン転職ダイレクトのスカウト通数は利用料に応じて決まっています。ただし、料金はデータベースの利用料を支払うのみなので、採用人数が増えれば増えるほど、実質的なコストを抑えられるという特徴があります。
また、どのプランも求人作成数は無制限かつ専属のCSがついているため、理想の人材への素早いアプローチが可能です。
IT、クリエイティブ向け
IT、クリエイティブ向け、中途採用向けダイレクトリクルーティングサービスを3つ紹介します。
Green
1つ目はGreenです。
Greenは、更新費用が一切不要でエンジニア、クリエイティブ人材を中心とした100万人を超えるユーザーにアプローチが可能です。
特徴として、年収に関わらず職種によって成功報酬が一律固定となっています。
求人票だけでなく、他サービスにはない各社オリジナルの企業紹介ページの活用で、自社の思いに共感した志望度の高いターゲットからの応募につながるでしょう。
Lapras
2つ目はLaprasです。
Laprasは、170万人に及ぶ自動作成のデータベースから、企業ニーズやカルチャーにフィットする最適なエンジニアの採用ができます。
特徴として、技術情報共有サービスから情報をクローリングし、転職顕在層、潜在層の両方にアプローチできるという点があります。
技術力やビジネス力、影響力、プログラミング能力値などWeb上の候補者を分析し、数値化、可視化された情報が閲覧できるため、企業にマッチした人材の採用が可能です。
Offers
3つ目はOffersです。
Offersでは、ITエンジニアの副業や業務委託での即戦力のスピード採用ができます。
また、Offers内で募集要項の作成や面接日程調整などの候補者管理が行え、採用の一元管理が可能です。
特徴として、正社員は最短2日、業務委託は最短4日での採用が可能なことが挙げられます。
業務開始までが非常に早く、スピード採用の実現が可能です。
また、Slack、X(旧Twitter)などの多数のコミュニケーションツールとの連携が可能で、求職者の日常の投稿などを見た上でスカウトできます。
ただし、副業希望や業務委託前提の求職者が多いため、正社員でのエンジニア採用はハードルが少し高めといえるでしょう。
ハイクラス、マネジメント層向け
ハイクラス、マネジメント層向け、中途採用向けダイレクトリクルーティングサービスを3つ紹介します。
BizReach
1つ目はBizReachです。
BizReachは、経営幹部・管理職・専門職など、リーダー・次世代リーダーが多く登録する国内最大級の即戦力人材データベースです。
特徴として、会員登録が職務履歴や年収などを基準とした審査制であるために、アクティブなユーザーや即戦略人材の登録が多いことが挙げられます。
職種はビジネス職からマーケター、エンジニア、大手企業のマネジメント層、ベンチャー企業の取締役クラスまでと幅広い登録があり、承認済み会員の60%が年収500万円以上、30%が750万円以上とハイクラス層の登録が豊富です。
転職ドラフト
2つ目は転職ドラフトです。
転職ドラフトは、会員制のエンジニアスカウトサービスで他エンジニアスカウトサービスよりもスキルフルでハイクラスなエンジニアが多く登録されています。
エンジニア登録の審査突破率は50%ほどで、2人に1人は審査に落ちてしまうため、応募者のスキルや経験はかなり高いといえるでしょう。
特徴として、他サービスのような常時募集型のサービスではなく、月に1回のイベントのような感覚でドラフトが開始され、2週間の指名(スカウト)期間中のみユーザーの登録情報が閲覧できます。
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中途採用のダイレクトリクルーティングは自社に合ったサービス選びから
本記事では、中途採用のダイレクトリクルーティング、費用を無駄にしない選び方について解説しました。
ダイレクトリクルーティングは効果的に運用ができれば、少ない予算で自社に合った人材の採用が可能です。
しかし、求職者と直接コミュニケーションを図るため、担当者の負担が大きくなってしまうことがデメリットでしょう。
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