Wantedly(ウォンテッドリー)とは?特徴や強み、料金、掲載方法を解説

Wantedly(ウォンテッドリー)は、20代〜30代の若手・中堅層に人気のある採用プラットフォームです。「共感採用」を掲げており、企業の理念や目的に共感する人材とのマッチングを実現しています。
しかし、「Wantedlyに興味があるが、具体的な特徴や仕組みがわからない」「料金や掲載方法はどうなっているのか」といった疑問を抱える方もいるでしょう。
本記事では、Wantedlyの特徴や強み、プラン、料金、掲載方法について解説しています。自社の価値観に合った人材を採用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

Wantedly(ウォンテッドリー)とは
Wantedlyは、ウォンテッドリー株式会社が提供する採用プラットフォームです。
「共感採用」をテーマとしており、企業の想いやビジョン、価値観を発信し、それに共感する人材とのマッチングを実現します。
ダイレクトスカウトやカジュアル面談など、積極的に採用活動を行うための機能やミスマッチを防ぐ仕組みも整っています。
Wantedlyを利用することで、会社のビジョンや社風、仕事へのやりがいに共感する人材の採用が可能です。
Wantedly(ウォンテッドリー)の特徴と強み

Wantedlyの特徴として、採用コストを抑えられることや、20代〜30代のミレニアル世代が中心であること、共感採用を通じて自社のファンを増やせることなどが挙げられます。
特徴や強みを把握することで、他サイトとの具体的な比較が可能です。
ここでは、Wantedlyの特徴や強みについて紹介します。
成果報酬がなく採用コストを抑えられる
Wantedlyの魅力の一つは、採用コストを抑えられる点です。
一般的な求人サイトや人材紹介サービスでは、求人を多く掲載すると追加料金が発生したり、採用時に成功報酬が必要となったりすることがあります。
しかし、Wantedlyは月額5万円〜(※)の料金で利用でき、掲載できる求人の数や応募者数に制限がなく、掲載期間も無制限です。
そのため、企業によっては採用にかかるコストを大幅に削減できる可能性があります。
※ライトプラン24ヶ月利用の場合
※税別
20代〜30代の若手・中堅層の利用が中心
Wantedlyには約400万人が登録しており、その多くは20代〜30代のミレニアル世代です。
以下は、Wantedly登録者の年齢構成の割合です。
20〜29歳:37%
30〜39歳:35%
40〜49歳:18%
50歳以上:11%
※2024年4月時点
Wantedlyを利用することで、特に若手から中堅層の人材からの応募が期待できます。
そのため、将来の中心的な役割を担う人材や幹部候補、柔軟な働き方に対応できる人材の採用を目指す企業にとって、大きなメリットとなるでしょう。
候補者へ直接アプローチが可能
Wantedlyの特徴の一つは、応募を待つだけでなく、自ら採用ターゲットにアプローチできる点です。
「ダイレクトスカウト」機能を利用すれば、登録者のスキルや経歴、この先やってみたいことなどの情報をもとに採用ターゲットに近い人材を検索でき、直接メッセージを送信可能です。
攻めの採用アクションを取ることで、採用チャンスを逃さず、優秀な人材と出会える確率を高めることができます。
また、採用活動にかかる期間の短縮も期待できます。
採用のミスマッチを防げる
Wantedlyの大きな特徴は、採用のミスマッチを防ぎやすい仕組みや機能が充実している点です。
「共感採用」をテーマに掲げるWantedlyでは、待遇面の情報を募集要項に記載せず、会社の想いや価値観を発信することを重視しています。
ストーリー(ブログ)やカジュアル面談を通じて、会社の魅力やビジョンを伝えることができ、自社の採用ページにはメンバーのプロフィールを紐づけて、社内の雰囲気を求職者に伝えることも可能です。
求職者は会社のことをよく理解した上で応募できるため、採用後のミスマッチのリスクを軽減できます。
自社のファンを増やせる
Wantedlyの魅力の一つは、自社の認知度向上やファン作りに役立つ点です。
Wantedlyでは、自社専用のホームページを簡単に作成でき、募集情報だけでなく自社の魅力を発信する効果的なツールとして活用可能です。
WantedlyのサイトはSEOに強く、Google検索で上位に表示されやすいため、Wantedly以外からのアクセスも期待でき、採用活動の幅を広げることができます。
サイトを訪れた人が会社の理念や取り組みに共感すれば、ファンが増えるだけでなく、サービスの認知度向上や応募者数の増加にもつながります。
会社の想いを発信できてSEOにも優れているため、会社やサービスの認知度向上に課題を抱えている企業にとって、特に魅力的な求人サイトです。
条件面で他社と比較されにくい
Wantedlyの特徴の一つは、大手企業やライバル企業と給与や福利厚生で直接比較されにくい点です。
なぜなら、Wantedlyは「共感採用」をテーマにしており、求人情報に給与や福利厚生の記載ができない仕組みになっているためです。
企業ページに掲載できるのは、会社の事業内容や想い、求める人材像といった、会社の魅力やビジョン、方向性に関する情報が中心となります。
一般的な求人サイトとは異なり、給与や待遇を前面に打ち出した求人がないため、条件面で大手企業に人材を奪われるリスクを抑えることができます。
Wantedly(ウォンテッドリー)の企画・プラン
Wantedlyでは、「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つのプランから選択できます。
各プランの特徴や機能は、次のとおりです。
ライト | スタンダード | プレミアム | |
契約期間 | 6ヶ月/12ヶ月/24ヶ月 | 6ヶ月/12ヶ月/24ヶ月 | 6ヶ月/12ヶ月/24ヶ月 |
管理画面に入れる人数 | 15人 | 30人 | 無制限 |
募集掲載本数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
スカウト | ー | プレミアムスカウト最大400通 | プレミアムスカウト最大1,200通 |
プランによって大きく異なるのは、管理画面にアクセスできる人数とスカウト機能の有無です。スタンダードとプレミアムプランでは、プレミアムスカウトにより登録者に直接メッセージを送信することができ、積極的な採用活動が可能です。
プレミアムスカウトの平均返信率は約20%と高く、採用活動において非常に効果的な機能と言えます。
また、Wantedlyでは、募集ページや会社ページの制作代行サービスが付いた「運用支援サービス付きプラン」も提供されています。
運用支援サービス付きプランを選択すると、ライト、スタンダード、プレミアムの各プランで、募集ページは月4記事、会社ページは1ページの制作を代行してもらえます。
Wantedly(ウォンテッドリー)の会員データ
Wantedlyの登録者や利用企業に関するデータは、次のとおりです。
ユーザー数 | 約400万人 |
職種の構成割合 | エンジニア:27% デザイナー:19% セールス:18% マーケティング:17% ディレクター:9% コーポレート:10% |
年齢の構成割合 | 20〜29歳:37% 30〜39歳:35% 40〜49歳:18% 50歳以上:11% |
利用企業数 | 4.1万社 |
月間応募数 | 約25件/社 |
登録者の約72%が20代〜30代のミレニアル世代です。
登録者の最も多い職種はエンジニアで、利用企業の業種では、特にコンサルティング、情報通信、広告・マーケティングが多い傾向があります。
Wantedly(ウォンテッドリー)の求人掲載方法
Wantedlyに求人を掲載する際の流れは、次のとおりです。
- 問い合わせ
Wantedlyの公式サイト、または電話やメールで問い合わせます。 - 打ち合わせ
Wantedlyの担当者と打ち合わせを行い、サービス概要や各プランの特徴、オプションサービス、採用事例、掲載方法などについて詳しく話を聞くことができます。 - プランの決定
契約するプランを決定します。 - 求人掲載スタート
求人作成が完了すると、掲載が開始されます。支払い方法は、クレジットカードと請求書の2種類から選択可能です。
Wantedly(ウォンテッドリー)の料金
Wantedlyの各プランの料金は、次のとおりです。
ライト | スタンダード | プレミアム | |
6ヶ月 | 月額6万円 (36万円) | 月額15万円 (90万円) | 月額22万円 (132万円) |
12ヶ月 | 月額5.5万円 (66万円) | 月額14万円 (168万円) | 月額19万円 (228万円) |
24ヶ月 | 月額5万円 (120万円) | 月額13万円 (312万円) | 月額16万円 (384万円) |
※税別
※()内は総額
また、運用支援サービス付きプランの料金は、次のとおりです。
ライト | スタンダード | プレミアム | |
6ヶ月のみ | 月額11.5万円 (69万円) | 月額17.5万円 (105万円) | 月額27.5万円 (165万円) |
※税別
※()内は総額
追加料金が発生しますが、オプションメニューを利用することも可能です。
■主なオプションメニュー
・トップページ広告:20万円〜/2週間
・アプリ内広告:10万円/1週間
・Facebook広告:10万円〜(推奨30万円〜)/1週間〜
・動画制作:65万円〜
Wantedly(ウォンテッドリー)の口コミ・評判
Wantedlyの主な口コミと評判は、次のとおりです。
口コミ・評判①
Wantedlyは募集の自由度が高く、弊社の技術的な強みをターゲットの人材ごとに打ち出せることが魅力的ですね。エンジニアは求人倍率も高く、打ち出し方を工夫したいと考えていたところだったので弊社のニーズとマッチしました。また、Wantedlyは若くて意欲の高い人材が多いことも決め手の1つでした。結果論になりますが、採用した人材は20代後半が多かったです。大手などで3~4年ほど仕事をした後、新しい技術に挑戦したいと考えている層に多く興味をもってもらうことができました。弊社の技術とWantedlyの登録層がマッチしていると感じましたね。中小の人材紹介、成功報酬型の求人媒体なども試しましたが、コストパフォーマンスにおいてWantedlyが一番良かったため、継続して利用することにしました。
引用元:Wantedly「採用担当者様へ」
Wantedlyでは、会社ページやストーリーを活用して自社の魅力や求める人材像を発信できます。また、登録者の多くが20代〜30代であるため、若手から中堅層の人材を求める企業にとって非常に魅力的なプラットフォームです。
口コミ・評判②
弊社はずっとライトプランを活用していますが、必要に応じてスカウト機能やFacebook広告を利用することもあります。候補者のプロフィールを読み、スカウトする際にストーリーにあげた関連記事のリンクを送るなど、会社を知ってもらうための工夫は惜しみません。昨年はスカウト機能を使って異業種からの人材を2名採用できました。
引用元:Wantedly「採用担当者様へ」
Wantedlyでは、必要に応じてオプションメニューを利用することで、Facebook広告やトップページ広告、アプリ内広告、動画制作、写真撮影、プレミアムスカウト機能などを追加できます。応募数アップや採用成功の可能性を高めることが可能です。
Wantedly(ウォンテッドリー)のよくある質問
ここでは、Wantedlyの求人掲載に関するよくある質問を紹介します。
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載期限は?
Wantedlyの掲載期間は、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月の3種類から選べます。
ライト、スタンダード、プレミアムいずれのプランでも、最長2年間の求人掲載が可能です。
ただし、運用支援サービス付きプランについては、掲載期間が6ヶ月となります。
Wantedly(ウォンテッドリー)を利用するメリットは?
Wantedlyに求人を掲載するメリットは、次のとおりです。
- 成果報酬がなく採用コストを抑えられる
- 20代〜30代を中心とした母集団を形成可能
- 給与や待遇面で他社と比較されにくい
- 自社のファンを増やせる
- 採用のミスマッチを防ぎやすい
Wantedlyは「共感採用」をテーマに、会社の魅力やビジョンを伝えるためのサイトやストーリーを作成できます。カジュアル面談も実施でき、会社の雰囲気をより明確に伝えることができるため、採用のミスマッチを防ぐことが可能です。
また、自社の魅力を知ってもらうことで、ファンを増やすことができます。成果報酬もなく採用コストを抑えられる点も魅力です。
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載までにかかる時間は?
Wantedlyでは、申し込みから1週間程度で求人を掲載できます。
ただし、状況によっては1週間以上かかることもあるため、余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載内容は編集できる?
Wantedlyの掲載内容は、公開後も編集が可能です。
ただし、選択したプランによって管理画面にアクセスできる人数が異なります。
ライトプランは15人、スタンダードプランは30人、プレミアムプランは無制限となっています。
まとめ

Wantedlyを利用すれば、企業の想いや価値観、ビジョンなどに共感する人材を採用でき、高い定着率が期待できます。
自社の魅力を発信することで、ファンを増やし、認知度の向上にもつながります。
Wantedlyへの掲載を検討している場合は、ぜひこの機会に利用を始めてみてください。
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