【プロが解説】Wantedlyの特徴は?料金や運用のコツについて

  • 投稿日 2024.11.07
  • 最終更新日 2024.12.24

「Wantedlyとは何?」「Wantedlyの料金が知りたい」

このような疑問をお持ちの、人事担当者も多いのではないでしょうか?

Wantedly(ウォンテッドリー)は、マッチングを重視したビジネスSNSです。

採用ホームページなど、利用すべきサービスが豊富にあります。

これらを効果的に運用できれば、予算を抑え新卒を採用することが可能になります。

特に、スタートアップや中小企業の人事担当者の方は、ぜひご覧ください。

Kaiketsu株式会社は、Wantedly運用の成功実績があります。

週募集PVランキングでは、4万社中の1,000位に入り、50名以上の応募を獲得しています。

Wantedly運用については、以下からご相談ください!

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Wantedly(ウォンテッドリー)とは?

wantedlyとは?

Wantedly(ウォンテッドリー)は、スタートアップや中小企業を中心に、約4.4万社で導入されているビジネスSNSサービスです。

2024年5月には、利用ユーザーが400万人*を突破しました。

登録ユーザーは、20代~30代が7割以上で、若手人材を採用したい企業に向いています。

また、Wantedlyは「シゴトでココロオドルひとをふやす」をミッションとして掲げ「であい」「つながり」「つながりを深める」ことを重視しています。

通常の採用サービスと比べ、企業の文化や仕事のやりがいから会社を選ぶ「共感採用」などコンセプトの独自性が支持を集めており、共感を生み出すための仕組みも用意されています。

さらに、ダイレクトリクルーティング機能も豊富で、平均返信率は20%で他サービスより高いです。

参考:ビジネスSNS「Wantedly」国内の登録ユーザー数が400万人を突破!

Wantedly(ウォンテッドリー)の特徴

Wantedlyは、400万人以上のユーザーに利用されています。

20代〜30代の利用が多く、「エンジニア/デザイナー/セールス/マーケター」など、現代需要の高い経験者の利用が多いです。

例えば、エンジニアの利用は32%で、未経験のITエンジニア志望などの登録も多いのが特徴です。

また、世間的に高学歴(GMARCH以上)といわれる学生の登録も多いという特徴があります。

さらに、サービスの利用継続率は95%と高いことから、利用価値と満足度の高さがわかります。

Wantedly(ウォンテッドリー)の会員データとは?

Wantedlyの会員は、ミレニアル世代が中心です。

ミレニアル世代とは、20代〜30代の若手層のことで、利用ユーザー数は350万人を超えています。

Wantedlyを利用している主な層は、エンジニアが多く全体の30%です。

また、Wantedlyは、サービス利用継続数が95%と高く、従業員数100名以下の中小企業が多く利用しています。

そのため、ミレニアル世代やIT人材を採用したい中小企業に向いているサービスです。

Wantedly(ウォンテッドリー)3つの料金プラン

Wantedly(ウォンテッドリー)3つの料金プラン

Wantedlyの運用料金について解説します。

有料プランでは中途、新卒・インターン、業務委託など、広い募集を掲載できます。

また、契約期間内であれば掲載数、応募者数に制限はありません。

期間は、「6か月」「12か月」「24か月」の中から選択可能です。

成功報酬ゼロで、募集/ストーリー/ミートアップの掲載数、応募者数に上限なく、月額は最小5万円から運用可能です。

料金プランは「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3種類です。

ライトプラン

ライトプランは、最大15名の募集やストーリーの投稿、企業ページを編集できます。

応募者とのメッセージのやりとりや、募集掲載本数は無制限です。

安価で価格で利用する開始を考えている企業には、おすすめのプランになります。

スタンダードプラン

スタンダードプランは、最大30名のユーザーが求人広告の掲載やストーリーの投稿、企業ページの編集を行えるプランです。

ライトプランの機能に加え、ダイレクトスカウト機能も利用できます。

6ヶ月間にわたり、100通のプレミアムスカウトを利用でき、平均返信率は約20%となっています。

募集広告やストーリーを駆使しつつ、ダイレクトスカウトを活用してみたい企業にぴったりのプランです。

プレミアムプラン

プレミアムプランでは、管理画面へのアクセス人数に制限がなく、複数のユーザーが同時に募集、ストーリー投稿、企業ページの編集を行えます。

また、ダイレクトスカウト機能では、6ヶ月間で最大300通のプレミアムスカウトを送信可能で、平均返信率は約20%です。

Wantedlyを最大限に活用したい企業に最適なプランとなっています。

Wantedlyの運用料金についてもっと詳しく知りたい人事担当者は、コチラからご相談ください。

Wantedly(ウォンテッドリー)の基本機能

Wantedlyの基本機能は、4つ存在します。

  • 募集
  • ストーリー(ブログ機能)
  • ミートアップ
  • ダイレクトスカウト

このうち、ここまで取りあげていない「ミートアップ機能」とは、イベントを開催する機能のことです。勉強や交流会など、自社に興味を持ってくれている人材とつながる機会を設定することができます。

ただし、あくまで「つながりの場」をつくるための機能であり、採用に直結する内容は「募集」を使う必要があります。

Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載までの流れ

Wantedlyで求人を掲載するまでの基本的な流れを解説します。

基本的に、以下のフローで開始できます。

  • お問い合わせ
  • 打ち合わせ、採用プランの決定
  • 求人掲載

掲載に当たってはまず、Wantedlyにお問い合わせをしてください。

基本的には、Wantedlyが今後の流れを案内してくれます。

Wantedlyは、利用プランを決めて契約を結んだら、好きなタイミングで求人掲載できるのが特徴です。

ただし、給与などの条件面の記載がNGであるため、注意してください。

Wantedly(ウォンテッドリー)運用のコツ

Kaiketsuは、Wantedly運用代行も行っており、多くの採用実績があります。

本章では、Wantedlyを運用する上でのコツを3つご紹介します。

  • 別媒体からの流入導線を設計する
  • ブランディングを行う
  • カジュアル面談は等身大で臨む

Wanntedlyでの採用をより効果的に行いたい企業は、ぜひ参考にしてください。

別媒体からの流入導線を設計する

他媒体内でWantedlyの内容を紹介し、流入を図ることも効果的です。

具体的な例

  • 公式Webサイト内の採用ページにバナーリンクを貼る
  • 求人媒体へURLリンクを挿入する
  • 企業公式SNSで紹介する
  • 従業員のSNSアカウントで紹介してもらう

特に、Xなどの拡散性の強いSNSをうまく取り入れられれば、ユーザーからさらに拡散してもらえる可能性も十分あります。

また、従業員のSNSアカウントで紹介してもらえれば、リファラル採用に繋がる可能性もあるので効果的です。

他媒体で紹介した後は、Wantedly管理画面上の「アナリティクス」から、どの媒体で効果的だったか確認し、PDCAを回して運用改善に努めていくとよいでしょう。

以下のような「アナリティクス」からアクセス元(流入元)を確認することも手段の1つです。

ブランディングを行う

企業イメージを明確化し、ブランディングを行うことも効果的です。

ブランディングを通じて、自社の考えや思いなどのメッセージが伝わり、発信情報の影響力も強くなることが期待されます。

他社との差別化を図り、自社のイメージをうまく印象づけられれば、ロイヤルユーザーの獲得につながる可能性も期待できるでしょう。

具体的な施策の例

  • デザインのトーン&マナーを、自社イメージに合わせて発信する
  • 自社の強みや独自性、製品の優れている点を一貫して押し出す
  • 活躍している社員へのインタビューを実施し、ストーリーで発信する

これらを参考に、企業ブランディングを行いましょう。

カジュアル面談は等身大で臨む

入社後のギャップをなくし、従業員のエンゲージメントを低下させないようカジュアル面談は等身大で臨むことも重要です。

具体的には、下記に気を付けるとよいでしょう。

  • 入社後のイメージを候補者と確認する
  • 嘘をついた発信をしない

会社説明後、面談者との対話を行うことで「期待に応えられる部分」と「応えられない部分」を明確に伝えるようにしましょう。

求職者のやりたいことが実現できるポジションであった場合、入社意欲の向上やその後の活躍が期待できます。

また、「正直、残業はこれくらいしています」「まだ福利厚生、整っていないです」などマイナス要素も正直に伝えるようにするとよいでしょう。

Wantedly(ウォンテッドリー)4つのメリットとは?

本章では、Wantedlyのメリットを3つご紹介します。

  • 優秀な学生と早期に出会える
  • カジュアルな面談ができる
  • 共感採用でミスマッチを防止できる
  • 採用コストを抑えられる

それぞれ詳しく解説します。

優秀な学生と早期に出会える

Wantedlyのメリットとして、早い段階から優秀な学生に出会えることが挙げられます。

一般的な採用媒体では大学3年次で登録可能になる場合が多いですが、Wantedlyは大学1年次からサービスに登録でき、早期に優秀な大学生を確保できる可能性が高くなるのです。

また、長期インターン募集もできるため、優秀なインターン生がそのまま入社したというケースもあります。

カジュアルな面談ができる

Wantedlyでは、いきなり面接ではなく、カジュアル面談のステップを踏むことが可能です。

カジュアル面談は、通常の面接とは異なり、緊張感を抑えた雰囲気で行われます。

応募者はスーツではなくカジュアルな服装が推奨され、形式にとらわれない方法で行われることが多いです。

また、応募者と企業が対話を通して応募者の経験やスキルだけでなく、個人的な志向や興味、企業のカルチャーとのフィットしているか確認できます。

共感採用でミスマッチを防止できる

Wantedlyは共感採用を重視しているため、入社後のミスマッチを防止できます。

例えば、ブログ機能であるストーリーでは、メンバーや社内イベントなどを発信できますし、カジュアル面談はリラックスした環境で本音を話す場として有効です。

このようなWantedlyの仕組みは、候補者が企業認知が高い状態で入社できるため、入社後のミスマッチ防止に役立っています。

採用コストを抑えられる

採用コストを抑えることも可能です。

新卒採用において、平均として就活ナビサイトでは100万円以上、人材紹介会社では50〜100万円前後の費用がかかる傾向にあります。

Wantedlyは月額約3.5万円から利用できるため、うまく運用すれば優秀な新卒学生を低コストで採用できるでしょう。

さらに、募集ページは職種に関わらず制限なく作成できるため、積極的に募集を行うことができます。

Wantedly(ウォンテッドリー)を導入すべき企業の特徴3選

Wantedly導入すべき企業の特徴 3選

本章では、Wantedly導入に適している企業の特徴を3つ紹介します。

  • 知名度の低い企業
  • 採用HP/広報ページを作りたい企業
  • ベンチャー志向の人材を採用したい企業

それぞれ詳しく解説します。

知名度の低い企業

Wantedlyは、あまり認知を得られていない企業に適しています。

特に、ベンチャー企業は知名度が低い傾向にあるため、まずはSNSなどを使って認知を広げていく必要があります。

また、「想い」でつながることを目的としている学生が多く登録しているため、知名度が低くても興味を持ってもらいやすいです。

さらにWantedlyのストーリーなどを定期的に更新することで、企業認知を広げられるでしょう。

自社の採用HP/広報ページを作りたい企業

Wantedlyを利用することで、自社の採用ホームページを作成できます。

WantedlyはSEOに強いため、作成したページがGoogle検索にヒットする可能性が高い傾向にあります。

「採用媒体」と「広報媒体」のどちらの用途としても、活用することが可能です。

さらに、通常採用ホームページを作成するには最低でも50万円以上かかるといわれますが、Wantedlyは月額3.5万円〜と安価に作成が可能です。

ベンチャー志向の人材を採用したい企業

Wantedlyは、向上心がある人を採用したい企業にもおすすめです。

3年次からしかサービス登録ができない媒体もありますが、Wantedlyは大学1年次からサービスの登録ができるため、成長意欲の高い学生が多く登録しています。

利用者の年齢層は、20〜30歳が70%を占め、難関大学の利用者も多いです。

また、早くからインターンシップに参加したい意欲的な人材にも出会えるでしょう。

Wantedly(ウォンテッドリー)の利用注意点 3選

Wantedlyの利用注意点 3選

本章では、Wantedlyを利用する際の注意点を3つご紹介します。

  • 求人やストーリーの更新が必要
  • スカウトの一斉送信ができない
  • 運用能力が必要
  • 魅力が伝わるスカウト文面の難易度が高い

Wantedlyの利用を考えている企業は抑えておきましょう。

求人やストーリーの更新が必要

自社の魅力を伝えるためには、ストーリーを積極的に更新することで、効果的に応募を集めることが可能です。

コンテンツの更新頻度が少ないと、採用への積極性が欠けているというイメージを持たれてしまいます。

継続的な投稿を行うには、コンテンツをシリーズ化したり、他社を参考にしながら運用したりするとよいでしょう。

スカウトの一斉送信ができない

Wantedlyでは、スカウトメール一斉送信ができません。

他社のダイレクトリクルーティングサービスでは、一般的にスカウトを一斉送信できる機能がある場合が多いです。

一方、Wantedlyでは一括送信を行うことはできず、一人ひとり個別にスカウトを送る必要があります。

運用能力が必要

Wantedlyの効果を最大限に引き出すには、求人を掲載して終わりではなく、運用が欠かせません。

Wantedlyは単なる求人掲載のプラットフォームではなく、会社の魅力や社員の人柄を伝えるための広報ツールでもあります。

Wantedlyのブログ機能を活用することで、会社の日常や働く社員の姿の配信やFacebookの連携で情報が一層拡散されやすくなります。

このように、定期的な更新や情報発信を行い、継続的に企業の魅力を伝える運用能力が必要です。

魅力が伝わる文面の難易度が高い

自社の魅力を伝えるスカウトメールの文面を書くのは、難しい場合もあります。

Wantedlyでは、スカウトメールを通じて候補者とコミュニケーションを取るため、魅力的な文章を書くことが重要です。

しかし、リクルートワークス研究所の調査では、受け取ったスカウトメールに対してポジティブな反応を示す候補者は全体のわずか20%にすぎないようです。

反応率が低い理由は、多くのスカウトメールが候補者の興味やキャリア目標とマッチしていないことが挙げられます。

効果的なスカウトメールを書くためには、候補者1人ひとりのニーズに合わせて文章を作成するとよいでしょう。

また、魅力的な文章を作成するには代理店の利用もおすすめです。

参考:リクルートワークス研究所

【まとめ】Wantedly(ウォンテッドリー)はマッチングを重視したSNS

採用課題のKaiketsuまとめ

本記事では、Wantedlyを利用した新卒採用についてご紹介しました。

Wantedlyを効果的に運用することで、早期から優秀な人材に出会えるチャンスがあります。

しかし、ストーリーの更新など継続的な運用を行わなければ効果は出にくく、時間を大きく取られてしまうでしょう。

そこで、代理店に運用代行を依頼することで、時間や手間をかけずに最適な運用が可能になります。

おすすめは「Kaiketsu」のWantedlly運用代行です。

Kaiketsuは、人材事業やWeb事業などさまざまな事業を展開しています。

主に採用マーケティング事業を行っており、Wantedlyの運用代行においても実績が豊富です。

高いノウハウを持った採用コンサルタントがお客様に寄り添い、Wantedlyの運用効果を最大限引き出します。

・ストーリー、募集記事の更新
・ダイレクトスカウトメールの送信

これらの新卒採用のご支援が可能です。まずはお気軽にご相談ください。

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執筆者情報

Kaiketsu株式会社 代表取締役 塚原聡一 つかはらそういち
webマーケティング会社を28歳で立ち上げて35歳で株式売却。グループ会社代表を5年続け40歳で退任。
現在は採用マーケティング事業のKaiketsu株式会社を立ち上げ、採用ターゲットに合わせた最適な採用手法を提案している。
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